ROI

 ちっす、馬鹿だけど不動産投資に関することはたくさん勉強したヒロっす。

 みんなROIって聞いたことある?なんか横文字ですげー難しそうだけど、大丈夫。あちきが説明しやすから。

 前に利回りの話はしたよね。払ったお金が1年間でいくら返ってくるかってやつ。

 難しい言い方をすれば、投下した資金に対して年間いくらのリターンがあるかということ。こっちの言い方のが頭良さそうですげーかっこよいでしょ?(笑)

 ROIもこの利回りと非常に似ているんだけど、ちょっと違うんだ。

 でね、この「払ったお金」とか「投下した資金」というものをどう捉えるかってことで、利回りとROIというものの数字が変わってくるんだ。

 ちなみにROIというのはリターンオンインベストメントの略。難しいから覚えなくていいよ。あちきもさっぱり英語はわかんないからさ。

 例えば500万の団地があるとするよね。それを500万出して(諸費用とか考えないとする)買うでしょ。で、家賃を5万取るとする(管理費とかはなしで実質と表面とか考えないとする)と利回りは12%なわけ。

 なんでかって言うとあちきが売主に500万払って年間60万円家賃で入ってくるからさ、60万円は500万円の12%でしょ。ここまでは小学生の算数で習った割合で計算できるよね。だからこの物件自体の利回りは12%で良いよね。

 さて、ここから不動産投資の醍醐味なんだ。不動産投資はさ、銀行がお金貸してくれるんだよね。株式投資したいからお金貸してって言っても銀行はお金貸してくれないんだけど、不動産投資したいからお金貸してって言うと銀行はお金を貸してくれるの。凄くない?

 で、500万円の団地を買うのに450万円銀行からお金を借りてあちきが虎の子の50万円を足して、売主に500万円払って買うでしょ。で、家賃はやっぱり同じで月5万円、年間60万円入ってくる。

 物件の価格と家賃の価格は変わらないから、当然この物件自体の利回りは12%で変わらない。でもね、あちきはこの物件を買うのに50万円しか払ってないわけ。売主には確かに500万円払ったよ。でも、あちきは50万円しか払ってない。だって残りの450万は銀行が払ってくれたから。

 で、450万円を20年ローンで借りたとするでしょ。そうすると毎月の支払は2万円ぐらいだ。家賃で5万円入ってきてローンで2万円払うから毎月3万円プラスで年間に入ってくるお金は36万円になる。ここまでは良いよね?

 あちきが払ったお金(実際に投下した資金)が50万円で、入ってくるお金(リターン)が年間で36万円。利回りは72%となる。これがROIと呼ばれるもので、物件自体の利回りは12%で変わらないけど、あちきが出したお金に対する利回り(ROI)は72%になるのだ。

 このROIを利用することによって、不動産投資は安定しながらも抜群の収益性を確保でき、あちきみたいな金がない上に学もない野郎でも、金持ちになれるかも知れないという夢が見れるってわけさ。

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