あちきは人に貸す団地は買って不動産投資をしているけど、自分で住む家は買っていない。これにはちゃんと理由があるんだ。
まず、住宅ローンを組むと与信が悪くなってしまって次の物件を購入するのに足かせになってしまう。これが一番大きい理由。
ちゃんと回る物件を購入しているなら良いんだけど、自宅を買っても回る回らないとかそういう話じゃなくて、そもそも１円もお金を生み出さないでしょ。そうすると銀行のあちきに関する評価が下がるのよ。
アパートローンはさ、毎月の支払いあるけど、それを上回る家賃収入があるわけで、そうなるとあちきの銀行の評価は下がらないわけよ。でも、住宅ローンの場合はさ、毎月の支払いは増えるのに収入が全く増えないからね。
「でも、家賃払っているのが少なくなるからキャッシュフロー的には変わらないんじゃない？」という疑問が浮かぶと思うんだけど、家賃の支払いは銀行は特に気にしないんだ。ローンの支払いを気にするわけ。負債の額って方が正しいかな。だからあちきは家を買わないんだ。
その内ね、あちきがでっかく稼げるようになったら買うかもね。でも、今はまだ金がないから買わないんだ。
ああ、あと、もう一つあちきが家を買わない理由があるんだけど、それはまた他の機会に話すことにするよ。