低所得者層と不動産投資

 あちきの周りはあんまりインテリがいないもんだから、金を稼ぐと「おお、いいなあ。俺も金が欲しい。」というやつらが多いんだけど、ちょっと学があると違う反応があるらしい。

 あるらしいというのは、あちきはそんな反応を実際に見たことがないからさ。テレビの中の偽善者だけなのかと思ってたんだ。

 お金があっても幸せになれないとか、貧乏が美しいとかさ。アホ過ぎて笑っちゃうようなことを言う人はテレビでしか観たことないんだ。


 あちきは貧乏な家庭に育ったから、貧乏が美しいなんて思ったことは今までの人生で一度もない。周りの悪い連中はカツアゲやら万引きやらは普通だったし、あちきだって金持ちのガキがシールだけ抜いて捨てたビックリマンチョコを喜んで拾って食ってたりね。貧乏が美しいなんて本気で言ってる馬鹿がいたらそいつの金を全部あちきに欲しいぐらいだ。

 人それぞれ価値観があるからね。それにとやかく言うつもりはないし、実際お金があっても幸せになれない人もいると思うんだ。でも、あちきにとってはお金があっても幸せに絶対なれるとは限らないけど、お金がないとあちきは100%幸せじゃないのよ。

 だから、あちきは一生懸命働いてお金を稼ぐよ。会社で仕事もするし不動産投資もするしアルバイトだってやる。お金稼ぐためには人に迷惑を掛けたり犯罪だったりしなければなんでもやるよ。

 それにお金を稼ぐってことは誰かの役に立ってるってことだからね。たくさん人の役に立てばたくさんお金が貰えるんだから、貧乏よりも金持ちのが良い人が多いような気がするんだけどね。

 だって、不動産投資でも家賃が10万以上するような部屋を貸している大家仲間は入居者のクレームはほとんどないって言うけど、あちきのようなファミリータイプで家賃5万とか6万の部屋の入居者なんてトラブルてんこ盛りだからね。

 ペットはダメというルールは守らない、ベランダでタバコは吸う、デカい音で音楽は聞く、あげくの果てに家賃は払わない、夜逃げはする、大家を脅す、こんなトラブル高い家賃払っている入居者はまず起こさない。

 だから大家仲間から憐れまれているのよあちきは(泣)

 みんなも団地で不動産投資をやろうと思っているなら、他の不動産投資家よりもトラブルが起きる可能性が高いことだけは覚悟しておいた方がいいっす。

 金持ちを相手にするのではなくて、低所得者層を相手にするわけだからさ。トラブルで泣き入れるぐらいだったら初めから団地の不動産投資はやめておいた方が良いね。

 もちろん、確率の問題だから団地の不動産投資をやったら必ずトラブルというわけでもないし、高い部屋を裕福な人に貸したからトラブルはないとは言い切れないんだけどさ。

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