家賃保証会社って聞くと、空室でも家賃を保証してくれる会社?と思う人も多いと思うんだけど(そういうサブリース契約を結ぶ会社ももちろんある)、今回あちきが話すのは滞納の家賃を保証してくれる会社。
つまり、空室を埋めて入居者が入って、でもその入居者が滞納なんてしやがった時に保証会社が滞納野郎に代わって家賃をあちきたち大家に払ってくれるのよ。
しかも、その不良入居者も保証会社が追い出してくれて、追い出す際の裁判費用も保証会社持ち。中に残っていた残置物なんかも全部綺麗にして(もちろん保証会社の負担で)空の状態で部屋を返してくれるんだ。
さらに、滞納野郎が部屋とかをぶっ壊してやがったりした場合(これは契約する保証会社によって違うんすけど)、原状回復費用まで持ってくれる保証会社もあったりでマジ最高っす。
あちきなんて10年も不動産投資やってないのになん度も保証会社にお世話になってるから、いかに世の中に家賃なんて払わなくていいんだと思ってる屑野郎が多いかわかるでしょ。この保証会社を利用する前は滞納されて、あちきがローンや裁判費用を払えずに自己破産して家族と心中しかねない状況だったっすからね。やつらは滞納して大家が首吊っても気にしないだろうけど。
でもね、母子家庭で一生懸命働いているお母さんが家賃を待ってもらえませんかって連絡してきたことがあるんだ。今月分は分割で支払わせてもらえませんかって。離婚してお母さんだけで子供を頑張って育てているのは知ってたから、当然相談に乗って家賃も分割で良いですよって話になった。本当は約束は守ってもらいたいけど、あちきもある程度団地も増えてきて少し余裕も出てきたし、困っているのはわかっていたからこっちだって待ってあげたくなるのさ。
でもね、普通の滞納野郎ってのは連絡とか絶対してこないんすよ。家賃が入っていないからこちらから連絡するとまず電話には出ない。もうやる気でやってる。ギャンブル代とかスマホのゲーム代とかは払えるのに家賃は払わない。払わなくても良いと思ってるからお母さんみたいに連絡とかはしてこないのだ。
このへん悪い連中を入居の審査の段階で弾いてくれるのが保証会社。そして、それでも滞納という事故が起きた時に家賃も払ってくれて裁判もやってくれて不良入居者を追い出してくれるのも保証会社。その費用も全部保証会社。もうあちき保証会社に頭が上がらない。
ちなみになんであちきのところに滞納が多いかと言うと家賃が安いから。安いと滞納しづらいと思うかも知れないけど、逆なんだな。高い家賃の方が遥かに滞納は少ないんだ。
とにかく、みんなが不動産投資を始めたら、不動産屋に行って募集のお願いをする時は
「保証会社必須でお願いします。」
この一言を必ず担当者に伝えのが正解っす。