団地は長く住んでくれる

 わたくし、団地で不動産投資をしていて気に入ってるところがあります。

 簡単に不動産投資の利回りの話をするのでちょっと聞いててね(珍しく真面目モード)。

 これから不動産投資をしようと思っている人はアパートでもマンションでも普通はワンルームのものだと思う。なんでかわかる?利回りなんすよ。

 ワンルームは利回りが高い。ファミリータイプのものは利回りが低い。なぜかと言えば、不動産は小さく切れば切るほど高く貸せる(売れる)から。

 20平米のワンルームマンションの家賃が6万だとする。同じような立地とグレードと築年で80平米のファミリータイプのマンションの家賃はいくらだろうか。平米数は4倍だから家賃も4倍で24万取れるだろうか。取れないんだよねえ。せいぜいが15万。普通に考えれば12~13万ぐらい。

 延床が120平米のアパートをこれから建てようという時に、20平米のワンルーム6部屋作るのと、60平米の2LDKを2部屋作るのとでは、家賃収入が1.5倍以上も違う。だから賃貸住宅というのはワンルームが圧倒的に多いのだ。もちろん、そもそもの賃貸の需要が独身者が多いのも原因だけど、その需要以上にワンルームの供給は多いのだ。そっちのが儲かるからね。でも、需要以上に供給が多いからアパートが空室だらけということになる。

 さて、ファミリータイプの利回りは基本的には低いんだけど、あちきが買うような築40年とかの団地は安いのである。そして家賃はそこそこ取れる。だから実質の利回りが平気で10%超えてきたりするのだ(実質利回りと表面利回りについては今度説明します)。

 この利回りが確保できるなら、ワンルームよりもファミリータイプの方が断然良い。なぜかって?

 だって、ワンルームだと普通は2~4年で出て行っちゃうでしょ。地方から出てきて大学入学してアパート借りても4年経ったら出て行っちゃうし、短大だったら2年。社会人になってアパート入った人も、彼女と住むからとか、職場が新宿から横浜に異動になったとか、もっとお洒落なところが良いとか、結婚するからとかですぐに出て行っちゃう。6年ぐらいまでは住んでくれる人がいたとしても8年とか10年とかってまずいないのだ。

 で、ファミリータイプ。

 全然出て行かない。子供なんて居たら転校もしなくちゃいけないし、まず出ない。平気で10年とか20年住んでくれるのだ(まだあちきが団地で不動産投資初めて10年経っていないが、実際そうなのだ)。

 これがもっとグレードの良いファミリータイプのマンションとかだったら、自分でマンション買って出ていくということもあるのだが、家賃5万とか6万の築30年とか40年の団地に住む人は自分でマンション買って出ていくということもあまりない。

 なので、大家を悩ませる空室問題とはほぼ無縁で不動産投資が出来るのが団地なのだ。