首都圏で空室率が3割超えたとかってニュースがあったんだけどさ。これ色んな統計の取り方があって、実際には首都圏の空室率は1割程度なんて報道もある。
でも、あちきの体感としては1割なんてもんじゃないね。3割って結構妥当な数字なんじゃないかな。もちろん、都内は1割とかだろうけど、八王子とかだったら3割ぐらいな気もするし、埼玉や神奈川、千葉まで入れた平均だったら3割もうなずける。
空室率3割で不動産投資が成り立つか。ギリギリ成り立つか成り立たないかじゃないかな。でも、常に3割も空室があったら不動産投資の旨みはないね。
あちきが持ってる物件の3割が常に空室でも、ローンは払えるし、税金も払えると思う。リフォーム代もなんとかなる。でも、利益は多分出ないなあ。出ても雀の涙ぐらいかな。ローンが終わればまあ利益は充分出るだろうけど、それまで苦しいよね。
で、お前の空室率はどれくらいかって?きちんと日数まで含めて計算したことはないけど、5%ぐらいじゃないっすかね。1割は絶対いかない。
だから、空室率の平均って参考にはなるけど、個々の大家にとってはそれほど関係ないんだよね。同じ東京の同じ市でも駅前で新築だったら空室なんかほとんどないし、駅から徒歩30分の築30年のワンルームだったら半分でも埋まれば御の字でしょ。
ただ、あちきが不動産投資なんて始めるよりもはるか昔、20年とか30年とか前は賃貸住宅が圧倒的に少なかったので空室なんてほとんどなかった時代もあるわけで。
そうした時代もあり、そして今は空室率が3割超えているわけだから、昔よりも不動産投資自体が厳しい世界になってきたのは事実。
空室率3割って数字は不動産投資がそんなに甘くないってことだからさ。これから不動産投資の世界に入ってこようと思っている人たちにとっては厳しい数字かも知れない。
ま、でもちゃんとやればなんとかなるっすけどね。あちきみたいな馬鹿でも頑張れば空室ほとんどなしで不動産経営が成り立ってるんだからさ(笑)